オールあおもり

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海とともにある産業都市・八戸

南部地方の中心都市・八戸市は港湾とともに発展を遂げました。全国トップクラスの水揚げを誇る水産都市であるとともに、三菱製紙や太平洋金属などの巨大工場群が連なる工業都市という顔を持つ町です。 もうひとつ、中心市街地には情報発信基地的存在の「はっち」をはじめ、ファッションビルや屋台村が集まり大勢の人たちで賑わっています。また、郊外にはショッピングセンターがあり、町全体が活気に溢れています。八戸市には美しい海岸線を誇る種差海岸があります。学生たちは海水浴はもちろん、海辺を散策したり、近くのカフェやレストランで過ごしたりして楽しんでいます。新幹線が停まる八戸駅を始点とするJR八戸線を利用すれば、中心街近くの「本八戸駅」や市場で有名な「陸奥港駅」、蕪島最寄りの「鮫駅」、海水浴場が広がる「陸奥白浜駅」、キャンプ場のある「種差海岸駅」へも簡単に行けるという利便性も大きな魅力です。 一方、十和田市、五戸町、七戸町は内陸に位置する町。特に七戸町には東北新幹線の駅・七戸十和田駅があり、バスを使って十和田湖や奥入瀬渓流へ向かうのに便利です。古き良き街並みを残す七戸町、渓流美とアートが魅力的な十和田市、坂が美しい五戸町とそれぞれ個性的な顔で迎えてくれます。

書を読もう、街へ出よう

八戸ブックセンター

八戸市は「本のまち八戸」を掲げ、平成28年12月にその拠点となる「八戸ブックセンター」を開設しました。「本を読む人を増やす」「本を描く人を増やす」「本でまちを盛り上げる」を基本方針とした施設内は、ひたすらお洒落でゆったりとした空間。そして人を本好きにしてくれるさまざまな工夫がいっぱい。みんなで読書会ができる「読書会ルーム」や一人で本にじっくりと向かい合える「本の塔」。思う存分執筆できる「カンヅメブース」等々。青森県内産にこだわったドリンクを片手に本を思う存分楽しめます。また、場所を提供するだけでなく、本に関するイベントも盛りだくさん。学生に参加してほしいイベントもさまざま計画中だとか。さぁ、学生の皆さん、本を読みに街へ出ようではありませんか。

ショッピングタウンが多い八戸市
遊び場にはこと欠かない刺激的な町なのです

八戸市はバスがとても便利です。大学の多い「旭ヶ丘・大学方面」から「八戸中心街ターミナル」、そこから郊外のショッピングモールへは「ピアドゥ・ラピア方面」など中心部だけで13路線。中心街とショッピングセンターを繋ぐ市内循環線が170円で運行しているので、バスを上手に乗りこなして買い物を楽しみましょう。

八戸ポータルミュージアム「はっち」

館内には、市民作家が手がけた展示作品があり、八戸の魅力をわかりやすく紹介しています。また、クラフトや食、工芸品などの工房兼ショップ、カフェやおしゃれな雑貨などがそろうミュージアムショップがあるほか、音楽の練習ができるスタジオや活動発表ができるシアター、休憩や待ち合わせに使えるフリースペースなどもあり、市民の憩いの場・活動の拠点にもなっています。

ちょっと早起きして新鮮な食材を食べ歩きしよう

八戸市の日曜日は、朝市から始まります。市内の「八戸館鼻岸壁朝市」は日の出からスタートし、出店数は300以上!青森市や弘前市、お隣の岩手県からの出店もあり、来場者が1万人を超える驚きのスケールです。朝市で食材を買って帰るのもいいですが、おすすめは現地での食べ歩き。炭火で丁寧に焼き上げられた肉厚な魚をほおばり、切られてもなお口の中で踊るイカのプリプリ感を楽しめます。他にも様々な出店があって楽しいですが、朝9時には終了するので、日の出スタートめざして、ちょっと早起きするのがいいかも。早起きは苦手という人は巨大市場「八食センター」へ。鮮度抜群の魚介をはじめ、八戸の旨いものなら何でも揃います。買ったものを炭火で楽しめる「七輪村」も人気、楽しいイベントも盛り沢山です。また、中心街の三日町と六日町を結ぶ「みろく横丁」は、八戸市の郷土料理や創作料理を扱う屋台を集めた場所で、今では観光名所としても有名です。夜からの営業の店が多いですが、昼から営業している店もあるので、足を運んでみてはいかがでしょうか。

B-1グランプリ発祥の地 八戸 B-1の「B」は地域BRANDの「B」

ご当地グルメでまちおこしの祭典として知られる「B-1グランプリ」は、実は八戸市で誕生しました。第1回大会は平成18年2月、八戸でまちおこしに取り組む「八戸せんべい汁研究所」の発案・企画で八食センターを会場に開催されました。その後、食によるまちおこし団体の全国ネットワーク「愛Bリーグ」が組織され、青森県内では、八戸せんべい汁研究所の他、十和田バラ焼きゼミナール、黒石つゆやきそば伝紹会が所属しています。B-1グランプリの「B」は地域BRAND(ブランド)の「B」で、まちを盛り上げ、地域ブランドを確率しようと日々活動するまちおこし団体の、年に一度の共同PRイベントです。自分たちのまちを愛する熱い仲間たちが集まり、ご当地グルメをきっかけとして地元に来てもらいたいという思いで、地域ブランドを高めることにつなげるイベントなのです。

八戸・十和田エリア 近郊情報

海とアートを身近に感じる時間

八戸市の種差海岸は美しく雄大で、青い海、青い空と見る人が一体になれる特別な場所。一方、豊かな自然に囲まれた十和田市には十和田市現代美術館があり、来場者の感性を刺激する素敵な空間が広がっています。

八戸市民がこよなく愛する 種差海岸

うみねこの繁殖地、金運アップのパワースポットとしても有名な蕪島を起点に、白砂青松・大小の岩礁・天然芝生と変化に富んだ海岸線が12キロメートルも続く種差海岸は、八戸市民が自慢する美しい景勝地。10カ所のビュースポットでFMラジオの音声ガイダンスを聞くことができます。海岸線をつなぐ遊歩道周辺には、絶景が楽しめる展望台や水産科学館、カフェやレストランなどがあり、学生たちも休日には海水浴や海辺の散策などをして楽しんでいます。実は知る人ぞ知る日の出のスポット!元旦には初日の出を求めて大勢の人が訪れます。

アートを近くに感じよう

桜と松の並木が美しい十和田市官庁街通りに面して建つ美術館。キューブがいくつも置かれたような外観とオブジェ、ガラス越しに一部の常設作品が見られる演出は、建物という仕切りを飛び越え、官庁街通り全体がまるでひとつの美術館のよう。通りを挟んだ向かいには草間弥生作品のかわいいキノコや犬、大きなかぼちゃなどのシンボルアートが併設されたアート広場もあり、市民参加型のイベントやワークショップが企画展ごとに開催されています。美術館併設のカフェ&ミュージアムショップもお洒落。夜の光のアートもきれいです。

情報は「青い森学生LIFE Vol.4」より抜粋して掲載しております

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