いのち一つ一つから動物の生産・利用、人の健康、地球環境まで幅広く学ぶ
獣医学部には、人と動物の共存を地球規模で考える3学科があります。伴侶動物・産業動物・野生動物の健康を守り、さらに人々の公衆衛生の向上にも寄与する獣医師を育成する「獣医学科」。新しい生命を産み育てる知識と技術、人と動物、食と健康の関係を学ぶ「動物資源科学科」。なお、「生物環境科学科」は2025年4月に「グリーン環境創成科学科」に生まれ変わります。学びの場を相模原キャンパスに移し、環境科学、自然科学、データサイエンス、農学など様々な分野をボーダレスに学び、環境問題を解決に導く力を身に付けます。
キャンパスの広さは東京ドーム約8個分!
たくさんの動物と自然が常に身近にある理想的な学習環境
総面積38.4haの十和田キャンパス内には、2つの動物病院と十和田農場、北海道には350haの広さを誇る八雲牧場があります。2つの動物病院は、高精度放射線治療装置や核医学検査装置などを導入した最先端の獣医療を提供する東北地区の中核病院で、県内外から多くの患畜が診察に訪れます。また、十和田農場と八雲牧場では、牧草や飼料用トウモロコシなどを栽培すると共に、牛、豚、羊、山羊などたくさんの動物を飼育しています。こうした附属施設では、病院実習や牧場実習、動物飼育管理学実習など数多くの実習、研修が行われます。在学中にたくさんの動物や豊かな自然にふれる実践的なカリキュラムは、本学の特色のひとつです。