食の未来と、地域農業を支える人財を養成しています
本校は、昭和55年に「農業者研修教育施設」として設置され、平成19年には、学校教育法に規定する専修学校となりました。豊富な知識と技術を身に付けた農業のエキスパートを養成するため、作物や家畜に関することはもちろん、経営やマーケティングなど幅広い授業が実施されています。また、畑作園芸、果樹、畜産の各課程別に行われる専攻実習では、青森県を代表する農産物であるにんにくやりんご等の栽培管理、乳牛や肉牛の家畜飼養管理を日々実践しているので、卒業生は農業関係者から即戦力として高く評価されています。
広大なキャンパスと、実践で生かせる豊富な資格
約62haの敷地内には、りんご、おうとう、ぶどうなどの樹園地、ながいもやにんにくなどの野菜が栽培されている畑地のほか、水田や牧草地、放牧地があり、のびのびとした環境で学校生活を送ることができます。
また、本校では大型特殊自動車免許(農耕用)、けん引免許(農耕用)など、様々な資格・免許取得の機会があり、資格取得後は、実習で学生がトラクターなどの機械を操作して農作物の管理をする場面も多く、取得した資格をさっそく活用できる場があることも、実践教育に力を入れている本校の特色です。
また、6次産業化を担う人財を育成するため、令和2年度に開設された「6次産業化コース」では、農畜産物の加工技術や商品設計、マーケティングに基づく販売方法などのほか、本校で栽培した農産物を原材料とした加工実習も行っています。
秋の風物詩「営大祭」
毎年10月末に開催している「営大祭」では、営大産農畜産物の販売を行っています。毎年この日を待ちわびたお客様の長蛇の列ができ、七戸町の秋の風物詩となっています。